コラム

2023-03-16 13:43:00

年上の部下と良い関係を築く方法|nibloomコラムvol.21

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。私は20代の頃に会社で「上司」の立場に初めてなりました。部下は最大のときで100人くらいいたのですが、半分以上が年上!(40代くらいが多くて60代もいました)そんな環境でたくさん失敗し、嫌われたりもして、最終的には皆さんと良い関係を築くことができた私の体験から「年上の部下と良い関係を築く方法」のポイントを紹介します。

1.経験を尊重する

年上の部下は、社会人として多様な経験を持っています。特に自分が新卒入社で、部下が数社を経て転職してきているような場合、部下のほうが外の世界をたくさん知っているということもあります。誰しも自分が頑張ってきた経験には誇りを持っていますから、それを尊重されると嬉しいもの。なおかつ、その経験を業務にうまく生かしてもらえばこれまで以上の成果につながるかもしれません。

2.人生の先輩として頼る

仕事以外の部分も含めて、人生の先輩として相談したり教えてもらったりして頼りにするという方法です。例えば私の同僚なんかは、年上の部下に子育ての相談をしていました。私は恋愛相談とかしてたかな(笑)。人は頼られると喜びを感じますし、頼ってくれた人のために何かしてあげたいと思うもの。そうすると業務上の協力も得やすくなるというわけです。

3.弱みを見せる

私が20代で上司になった時、舐められまいと強がっていましたが見事に逆効果でした。そりゃあそうですよね。そんな威圧感あるえらそうなやつとなんて気持ちよく仕事できるわけがない。前述の「頼る」にもつながりますが「〇〇で困っているから助けてほしい」「〇〇で悩んでいるのだけどどうしたらいいでしょう」と、できないこと、わからないこと、弱いところは素直に開示するのが大事。そのほうが人間味があり、一緒に頑張りたいという気持ちにさせるものです。

4.毅然としてお願いする

 

部下と仲良くなるのはいいのですが、仕事の関係であることを忘れてはいけません。会社である以上、業務上の命令には必ず従ってもらう必要があります。変に気を遣って「できればやってほしいのですが…」と曖昧な態度をとっていると「やらなくてもいいんだ」と思わせてしまい、事業活動が成り立たなくなってしまいます。「これはやめてください」「これはやってください、お願いします」と、毅然とした態度で明確にお願いするのがポイントです。「反発されたらどうしよう」と思っているあなた。そうならないためにも、上記1~3を日頃から行なっているのが大事なのです!

 

2023-03-14 13:44:00

部下とナイスな関係を築いている上司が必ずやっていること|nibloomコラムvol.20

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。あの人って部下に慕われているよね、マネジメントがうまくできているよね…そんなふうに見える上司って、部下とナイスな関係を築くツボをおさえているんです。それは誰でもすぐにできること!3つご紹介します。

■名前を呼びかける

心理学で「ネームコーリング効果」といって、自分の名前を呼んでくれる人に好感を抱きやすいという現象があります。「〇〇さん、おはようございます」のように挨拶のときに呼びかけたり、会話の中で「〇〇さんは…」と盛り込んだり。1対1のときなど名前を呼ばなくても会話が成立する場面でも敢えて呼ぶことで頻度を上げられます!

■感謝を言葉にする

「お願いしたタスクをやってくれてありがとう」「お客さまを案内してくれてありがとう」など、日々の業務の中には部下に感謝できる事柄がたくさんあります。「業務上当たり前のことだから」という考えは捨て、部下がやってくれたことにはどんな小さなことでも感謝を伝えましょう。積み重ねるごとに、部下のあなたへの好感もアップしていきます。

■注意は率直にする

部下が間違ったことをしている場合は「〇〇は間違いですよ」とストレートに伝えましょう。遠回しだと伝わりづらくなりますし、へんに優しく言うと「媚びている」もしくは「気を遣われた」と思われます。かといって厳しい口調にする必要もありません。淡々と事務的なくらいがちょうどいいです。一回率直に伝えたら、それで終わり。後を引かないのもポイントです。

一つひとつは小さなことでも、積み重ねれば数か月後にはあなたと部下の関係がきっと変わっているはず! 今できることを、今からやってみてくださいね。

2023-03-09 13:45:00

時間割が決まりました!|nibloomコラムvol.19

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。タイトルの件、何の時間割かというと、非常勤講師を務めている佐賀歯科衛生専門学校での授業のこと。

私の担当は「話法」という科目です。2年生の前期、1コマ90分×10コマの授業を行ないます。2018年から担当させていただいていて、次で6年目です!

歯科衛生士をめざす学生に話し方を教えるのが私のミッション。私がみんなに伝えたいのは「楽しさ」と「自信」です。授業の中でコミュニケーションをたくさん楽しんで、「こうすればいいのか!」って自信を持つ。技術も知識もすべてそのためにあると私は思うのです。

だから私の授業では、みんなでわいわいゲームをしたり、ラジオコマーシャルをつくってみたり、ワークショップをして発表会したり、寸劇みたいなロールプレイングなんかもやって、とにかく遊びながら学んでいきます。楽しむから記憶に残る。楽しむから自信につながる。さて、来年度の授業はどんなふうに楽しもうかな! 5月のスタートに向けて、ワクワクしながら考えます。

2023-03-07 13:45:00

企業理念を「みんなでつくる」意味|nibloomコラムvol.18

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。昨日から1泊で東京に来ておりまして、このコラムを佐賀に帰る羽田空港で書いています。出張の目的は、クライアントさんの企業理念を作成するためのワークショップ。…ん?企業理念を作成するために、なぜワークショップが必要なの?

企業理念って、企業にとってもっとも大切な考え方を言葉にしたもの。もちろんそこにはまず経営者の思いが反映されているべきなのだけれど、現場の主役である従業員の方々の視点や思いもぜったいに外してはいけないと、私は思っています。

なぜかというと、会社を「つくりだした」のは創業者だけれど、会社を「つくっていく」のは実際に事業を担う従業員の方々だから。日々の業務を行なう中で、すべての行動においてめざすべきところである理念を自分ごととして大切にできるように。そして未来を担う若手からさらに若手へと語り継いでいけるように。理念は、経営者にとっても従業員にとっても「自分の言葉」であるべきなんです。だから、みんなでつくる。そうすれば結果としてみんなの思いがこもった言葉ができることはもちろん、みんなでつくったというプロセスがまた思いを強く永続的なものにするのです。

企業って人の夢をかなえる場だと私は思います。それを私のコピーライティングやファシリテーションスキルを活用して支援できるなら、私はこのうえなく嬉しい。

2023-03-01 13:46:00

講師業ってやっぱり素敵!|nibloomコラムvol.17

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。昨日は佐賀県立生涯学習センター アバンセに足を運びました。

昨年私は、同センターが主宰する「県民講師基本とスキルアップ講座『やってみよう はじめての講座づくり』」の講師を務めました。これは、自分の好きなことや得意なことを生かして講師として新たな一歩を踏み出したい方のための講座。で、昨日は、この講座の修了生有志の皆さんが実際にいろんな講座を企画、実施するイベントが開かれたのです。

メイクが得意な方が開くメイクアップ講座、ハンドメイドが得意な方が開くソーイングや編み物の講座、これまでの仕事や活動で得た知識を生かしたお話会……

皆さん昨年からすごくレベルアップされていて、しっかりと講座のカタチをつくりあげ、講師を務めている姿に感動!!! 参加された方々もとっても楽しそうでした。

終了後の振り返りでは良かった点や反省点が的確に挙げられていて、これまた素晴らしい。自分では失敗と思うようなことも実は素敵なことだったりするし、次に生かせばかけがえのない財産になる!

それから印象的だったのが、皆さんが口々に「朱里先生に習った〇〇が役に立ったよ」と言ってくれてたこと。研修そのものは終わっても、受けてくれた人の中にはずっと残っていく。だからこそ責任をもってお伝えしていかなくてはと思いを新たにしました。

それにしても皆さんの進化が本当にすごい。これからも何らかのかたちでサポートさせていただきたいし、そうするには私自身も進化し続けていなくてはいけない。いつでも皆さんの力になれる私でいたいし、「この人の研修を受けたんだよ!」と自慢してもらえるくらいの存在になりたいと改めて思ったのでした。

いつも考えることですが……講師業って、自分が教えているようでこちらが皆さんに教わることがすごく多い。受講しに来てくれる方、主催者の方、いつも本当にありがとうございます。

さて、今日は新たに新入社員研修のご依頼をいただいた企業へ打ち合わせに。どんな出会いと学びが待っているのかな!

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