コラム

2023-04-04 13:29:00

学生アルバイトを増やす方法4選|nibloomコラムvol.26

いろいろな事業者さんのお話を伺う中で「なかなかアルバイトが確保できない」といったお悩みをよく耳にします。

そこで新年度最初のコラムは、学生アルバイトを増やす方法について。時給などの条件が特別よかったりしなくても「働きたい!」と思ってもらえる方法はいくつもあります!

■学業・将来に役立つことをアピール

ある飲食店の大学生アルバイトに、なぜここで働いているのか尋ねたところ「勉強になるから」との答えが返ってきました。聞くと、その方は近くの建築系の大学に通っているそうで。そしてここはリノベーション物件を活用したお店なので「物件のユーザーとしての体験」が、将来リノベーションを手がける際の糧になると思ったとのことでした。近くの学生が学んでいることをリサーチして、今の勉強や卒業後の進路に役立つ経験ができることをアピールするのは有効な方法ですね!

■学業や生活との両立しやすさをアピール

試験や実習、サークルなど、学生ってけっこう忙しいんですよね。それらと両立できる見通しが持てないと、アルバイトを始めたくても始められないということも。「試験期間中はお休みOK!」「シフト柔軟に対応します」といったことをアピールすると、人手確保につながります。

■学生と仲良くなる

何らかのかたちで学生と接点を持ち気軽に話せるくらい仲良くなると、アルバイト採用にもメリットがたくさん。学生がアルバイトにどんな条件を求めているのかといった情報収集ができるほか、紹介にもつながります。「あそこのお店、バイト募集してたよ」「オーナーさんいい人だったよ」のような口コミが学生の間で伝わるようになれば、アルバイト募集はかなりやりやすくなります。

■SNSで楽しそうに働く姿を発信

 

学生に限ったことではありませんが、求職者は実際に自分が働く姿を具体的にイメージできると応募や就労への意欲が高まるものです。日頃から従業員の皆さん(そこに学生アルバイトがいればベスト)が楽しく働いている姿をSNSで発信していると、いざ募集をかけたときに効果が発揮されます。これはちょっと長期戦になりますが、コツコツやっておけばいざというとき「やっててよかった!」と感じられるはずです。

 

2023-03-30 13:31:00

実はテレアポ指導のプロフェッショナルです~実はこんなこと得意ですシリーズ~|nibloomコラムvol.25

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。「なかなか普段お伝えする機会がないけれど、実はこんなことが得意です!」を紹介するシリーズ、今回は私が長年の経験とノウハウを持つテレアポ指導の話。採用→新人育成→定着→トップアポインターとして活躍し続けるまですべてのフェーズを支援できる、そのルーツについて書きました。

■初めてのテレアポでトップアポインターに

学生時代のアルバイトが、私のテレアポ初体験。英会話スクールの無料見学会に呼ぶためのアポイントをとる仕事でした。しゃべるのが好きだし時給が良いし~くらいの軽い気持ちで始めたことでしたが、やってみるとテレアポそのものの面白さにドハマり! バイトしていた2年間、ほぼずっと件数トップのアポインターでい続けられました。この頃の経験が、私の基礎をつくってくれたと思います。

■ほぼ電話の仕事しかしていない

テレアポに限らず「電話の仕事が私には向いている」と感じ、それから36歳で独立するまでほぼ電話の仕事しかしていません。複合機BtoB営業のテレアポ、お菓子会社の通販センター、NTT電話帳の配達とか受け付けるコールセンター(時代…!)、携帯電話BtoC営業のテレアポ(これも時代だな…!)。と、ここまでは自分が電話をかける、もしくは受ける仕事しかしたことがなかったのですが、25歳で入社したコールセンター企業で初めて管理者・指導者を経験したことで、私の人生は大きく変わりました。

■能力が認められて昇格したけれど…

25歳で入社したのは、いろいろな企業から電話応対や電話営業の業務を依頼されて代行するという、いわゆる受託型のコールセンター運営企業。周りの同僚たちはほぼ未経験で入社、それに引き換え私は18歳からやっている筋金入りの電話ヲタク(笑)はっきり言って無双状態でした。能力が認められて昇格し、後輩を指導したり、部署のマネジメントなんかを行なったりする役割へ。うん、楽勝……、あれ、なんか違う?

■100人の部下がいたけど上司失格

クレジットカードの会員に電話をかけて保険商品を販売するというBtoC営業のセンターで、気付いたら100人ほどの部下を持つ立場になっていた私。会社からの期待に応えなくては! と躍起になっていた私は、部下たちの営業成績を上げようと厳しく指導していました。いや「厳しく」ではなく「無理やり言うことを聞かせようとしていた」が正しいです。私が教えるとおりにトークすれば必ず契約がとれる。私にできるのだから皆ができないはずはない。やらないのはやる気がないからだ。そう思い込んでいた私は、とにかくやれ!やれ!と皆を煽りました。そんな毎日を重ねるうち、ついに100人の部下たちの心は私からすっかり離れてしまったのです。上司失格。

■やっと見つけた「宝の山」

さすがにまずいと気づいた私。でもどうすればいいかわからない。そんな中ふと、今までが最悪だったのだからそれと反対のことをすればいいんだと思い立ちました。以前は私が一方的に押しつけるだけだったから、今度は皆の話を聞いてみよう。それでとりあえず部下たちの話を一人ひとり聞いてみることにしたら、皆も私が変わろうとしていることを感じ取ってくれたのか、協力してくれるように。そうしているうちに、皆の悩みやセンターの課題が次々と浮かび上がってきたのです。丁寧にヒアリングすることは宝の山を見つけるようなもの!ということに、このとき初めて気付きました。

■すべてのノウハウを研修に

私がいろいろな取り組みを始めたのはここからです。ヒアリングしたことで「新人が躓きやすいポイント」がわかったので、それを体系化して新人研修プログラムを作りました。新人が机上研修からいきなり現場に入るとギャップを感じて心が折れやすいとわかったので、その間を埋めるOJTや面談を企画。ある程度キャリアを積めば積むほどモチベーションが成績を左右することもわかったので、経験を重ねたオペレーターを対象としたモチベーションアップ施策、リーダー育成にも着手。売れるトークもバンバン考案。採用にも関与。採用していたのはほぼ未経験者だったので「初めてでもとりあえずコレを読めば対応できる」電話の台本を作成するのも私の仕事でした(この経験は現在のコピーライター業に大いに生きています)。話す内容、声の出し方、マインド、あらゆるノウハウを「研修」というかたちに落とし込んでセンターに展開し、私だけでなく後輩が見ても引き継げる内容になりました。

■失敗があってこそ今がある

そして今。若い頃の経験(主に失敗)から学んだことをベースとして、いろいろな組織の人材育成・採用をお手伝いすべく研修、コンサル、コピーライティングなどの業務をしています。電話応対関係だけでなく多様な業種・業界に対応させていただいていますが「いちばん得意なことは何?」と聞かれたら、実はテレアポや電話営業の指導や仕組みづくりではないかな…

というわけで、もしこれを読んでくださっている方にテレアポ・電話営業を行なっている企業の方がいらっしゃいましたら、nib.ではこんなことの支援ができます。

・採用計画、戦略の考案
・新人育成プログラム作成
・スクリプト(台本)作成
・売れるトークの作成
・スキルアップ研修の企画、実施
・OJTサポート
・人材育成計画の考案
・リーダーや指導者の育成
・クレーム対策
・モチベーション維持向上施策、定着施策

御社の状況、ご要望、必要性、緊急性、ご予算などを考慮して、オーダーメイドで支援プログラムを作成します。初回打ち合わせからご提案までは無料です。お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください!

2023-03-28 13:34:00

デキル上司は懇親会で部下にこう接する!|nibloomコラムvol.24

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。歓送迎会シーズンで、いわゆる「職場の飲み会」が開かれる機会もあるのではないでしょうか。今回は、これまで北村が見てきた部下に慕われる上司、若い人に好かれる年長者の方に共通する振舞い方についてお伝えします。

■自ら動き、一人ひとりと話している

人数の多い懇親会では、席が離れた人となかなか話せないこともありますよね。そんなときデキル上司は、最初に座った席で周りの人とひと通り話した後、グラスを持って立ち上がり、いろいろな席の人に話しかけに行っています。「部下に対して自分からコミュニケーションのアクションを起こす」「偏らず、みんなと話す」この姿勢が大事なんですね! 

■日頃の感謝を伝えている

そんな上司が一人ひとりの部下と何を話しているのかというと、決まって「日頃の感謝の気持ち」を伝えています。すごくありがたかったのにお礼を伝えそびれていたことはもちろん、過去に伝えていることをもう一度でもかまいません。とにかく、懇親会というフリートークの場面で敢えて感謝を伝えるのが大事なのです。「わざわざ自分の席に来てお礼を言ってくれた」というのは、想像以上に部下の印象に残るもの。部下の定着率が高い上司はコレをやっています!

■話を聞いている

デキル上司は、懇親会を「部下の話を聞くチャンス、部下のことを知るチャンス」と捉えています。業務中にはできない趣味の話を聞いてみたり、悩んでいることをそれとなく聞き出してみたり。あまり質問攻めにならないように、上司自身の話も少ししつつ自然な会話の流れで部下のことを聞いてみるのがポイントです。部下が話し出したら、せっかくの機会なのでじっくり聞きましょう。「聞いてくれた」というだけでも部下は喜びを感じるものです。

懇親会の趣旨や雰囲気にもよりますが、私が見てきた愛される上司、慕われる目上の方はみなさんこの3つを網羅しています。歓送迎会を控えている皆さま、ご参考に…

2023-03-23 13:40:00

研修事例紹介シリーズ 長崎県「オフィスワークが楽しくなるコミュニケーションのコツ」|nibloomコラムvol.23

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こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。過去に行った研修の事例をピックアップしているシリーズ。今回は長崎県が主催する就職支援セミナーにて行なった「オフィスワークが楽しくなるコミュニケーションのコツ」を紹介します。

受講対象は、就職活動中でオフィスワークに興味がある方。希望の仕事をゲットするための後押しになればと研修内容を考案しました。「これくらいできなきゃオフィスワークは難しいよ」ではなく「こんなことができるとオフィスワークはきっと楽しめるよ」のメッセージを込めて。

45分という短い時間だったので時間配分を細かく管理しつつ、詰め込みすぎない程度に皆さんの役に立ててもらえそうなエッセンスをギュッと凝縮してお伝えしました。好感を持たれる話し方、質問のしかた、敬意の示し方、意見の言い方、言いにくいことの伝え方、など。どんな仕事でもそうですが、マニュアル通りにはいかないものです。だからこそ、いろいろな場面で自分なりの応用がしやすい具体的なノウハウを学べるようにしているのです。

おかげさまで、受講者の方々にも長崎県の方々にも好評でした! 地域の企業と働く人の素敵な出会いにつながれば嬉しく思います。

 

2023-03-22 13:42:00

nib.の新入社員研修の特長とは?|nibloomコラムvol.22

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。昨日はお客さまからご依頼を受けて新入社員研修のご提案をしてきました。そのときにもご説明した、nib.の新入社員研修の特長4つをご紹介します。

■課題解決にフォーカス

お客さま個別の状況や課題に応じたオーダーメイドの研修を企画します。そのために事前のヒアリングは大事にしていて、受講される方の現状、感じている課題、受講される方にどうなってほしいかといったことをお聞きしてから企画提案しています。

■現場で役立つ

実際の業務ですぐ活用できる具体的なノウハウや考え方をお伝えします。さらにロールプレイングやワークを行ない、現場での実践をシミュレーションできます! 頭だけでなく体も使って覚える、楽しい体験をしながら覚える。「早く実際の仕事で使ってみたいな!」と思ってもらえる研修をめざしています。

■定着と持続性を重視する

せっかく貴重な時間と資金を使って研修を受けていただくのですから、その効果はできる限り長続きするものであるようにと思っています。エビングハウスの忘却曲線などでもわかるように、人は時間の経過とともに忘れていくもの。それをくい止め、効果を最大化するための仕掛けを用意しています。

■楽しむ、モチベーションアップ

 

どんなに素晴らしい内容を勉強しても、心が動かなければ人は「それをやってみよう」となかなか思えません。まず研修のその場を楽しみ、学習している内容をおもしろがり、そして仕事に対する、ひいては社会人生活そのものに対するモチベーションを向上するきっかけづくりになる研修を行ないます。「楽しい」のパワーってすごい! と私自身も日々いろんな事業者さんや働く方々を支援する中で感じています。みんなでそのパワーを共有しましょう!

 

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