コラム
求人票の「仕事内容」欄に仕事内容を書いたらダメなの?!|nibloomコラムvol.16
こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。今回は求人文章の書き方についてのお話。ハローワークの求人票の「仕事内容」欄に仕事内容を書いたらダメなの?!
答えは、半分Yesで半分No!
「仕事内容」欄なので、もちろん仕事内容に関することを書くべきです。しかし、それが単なる「仕事内容の説明」になっていたら、それを見た人は実際に自分が働く姿をイメージできず、応募につながりにくいかもしれません。
仕事内容欄は、仕事内容を説明する欄ではなく「仕事内容に興味を持ってもらうための欄」と考えてみてください!
どういうふうに書けばいいのか……スポーツジムの事務スタッフの求人を例に、Before→Afterをつくってみました。
■Before(仕事内容を説明しているだけ)
スポーツジム運営に関わる事務作業
・電話とネットを介した予約受付業務
・会員情報の管理
・インストラクターの補佐
※未経験可
■After(仕事内容をイメージできる、興味が持てる)
【未経験歓迎!】キレイなスポーツジムで事務デビュー
こんなお仕事を担当していただきます
・会員さんからの電話予約受付
・パソコンを使った予約受付や会員情報の入力
・インストラクターのお手伝い(レッスンに必要な物を運ぶ、テキストを印刷するなど)
※スポーツに詳しくなくても大丈夫です
※事務が初めてでも先輩が丁寧に教えます
こんなふうに少し噛み砕いたり、具体的な作業内容を示したり、働くメリットを付け加えたりするだけでも、興味を持ってもらえる求人票になります。
人のやる気を盛り上げる!「強い肯定の言葉」|nibloomコラムvol.15
こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。今回は、ほんのちょっと言葉を変えるだけで部下や周りの人のやる気を盛り上げられる簡単な方法をご紹介!今回も北村の実体験から……
とある先輩にお願いごとをしたときのことです。私からひと通り説明して、先輩が引き受けてくれることになったのですが、そのときに言われた言葉が「任せて!」
話の流れだと、普通は「いいですよ~」とかそんなふうに言うような場面。でもそこで先輩は「任せて!」という強い肯定の言葉で返してくれたので、私は安心したばかりかとても嬉しい気持ちになったのです。自分のお願い事が肯定されることで、自分自身も肯定されたような感覚になるんですね。
飲食店で注文を承ったとき「喜んで!」と言われることがありますが、これも同じような効果をねらったお客さまへのおもてなしなのかも。
普段から、どうせ肯定するなら強めの言葉にするほうが、それだけで部下や周りの人のやる気を盛り上げられるのだからオトクですよね。
「いいですよ」を「任せて!」「もちろん!」「嬉しい!」など強い肯定の言葉に置き換えるだけ!(ダイエット食品のコマーシャルのノリです笑)
人材育成、マネジメントって、難しいことや大がかりなことだけでなく意外とこんな小さなことの積み重ねだったりするんだよなあと再認識させてもらった出来事でした。
nib.がいただいている「喜びの声」3選|nibloomコラムvol.14
こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。今回は、nib.が研修をしたときにご依頼主さまからよくいただく喜びの声3つをご紹介します。
■受講者の行動が変わった!
ある組織から1時間のコミュニケーション研修をご依頼いただいたときのこと。研修開始後すぐの段階ではネガティブな発言をしていた受講者の方が、研修の終わりごろには前向きな発言をされていました。あとで上長の方にお聞きすると、その方は普段からネガティブな発言が多いのが気になっていたということで「あの人があんな前向きなこと言うのを初めて聞きました!」。もちろんたった1時間の研修でその人のすべてが変わったとは考えられませんが、人が変わるのってこういう「一回の行動」からなんですよね。上長の方にとっても「ぜったいに変わらないのではないか」と思っていた人が「変われるかもしれない」と思えたことは、大きな収穫になったことでしょう。
■一人ひとりに的確なフィードバックをしてくれた!
nib.の研修の基本スタイルは、実践的なワークをする→1人ずつ発表→ 1人ずつにフィードバックをする、というもの。例えばキャッチコピーの研修であれば、なにか1つ架空の商品に対して各自にその場でキャッチコピーをつくってもらい、発表してもらって北村がフィードバックをする、という流れです。その際、私は必ず「よい点」と「こうしたらもっとよくなる点」の両方を具体的に伝えます。なので、時間があれば2回目のワークをすることもあるのですが、そのときに驚くほどいいものができるようになっていたりもするんです!ご依頼主や受講者の方々からは「即興でフィードバックできるのがすごい」「ほめてもらえてやる気が出た」「具体的なアドバイスで改善点が明確になった」といった声をいただきます。
■時間ピッタリに終わってくれた!
これ、意外と大事な点です。研修ってテレビやラジオの「生放送」のようなもので、想定外のことが起きて時間が押すなんていうことはよくあります。もちろん事前にタイムスケジュールを決めてはおきますが、途中で何かあっても研修のクオリティは落とさずに時間通りに終われるよう、柔軟にコントロールしています(場合によっては主催者さん・受講者さんの了承をいただいて延長することもありますが、あくまでもイレギュラーです)。皆さんの貴重な時間を使って研修を受けてもらっているので、これは当然のことと考えています。
こうして喜んでいただいている点は、nib.としても大事にしたいといつも思っていることです。共感していただけた企業さまからの研修のご依頼、お待ちしています!
nibloomの研修が効果的な理由は「事前」にある|nibloomコラムvol.13
こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。今回は、新米研修講師Aさんと北村の会話から(北村の経験をもとにしたつくり話です)。
Aさん「お取引先から『社員を対象にマナーの研修をしてほしい』と言われたんですけど、どんな研修をしたらいいですかね?」
北村「マナー研修の依頼を受けたんですね!マナーといっても幅広いけれど、先方はどんな内容をイメージされているのかな?」
Aさん「いや、マナー研修としか言われていないので…」
北村「そうなんですね。社員さんが対象ということだけど、社歴とか職種はどんな方々なのかな?」
Aさん「それもわからなくて…」
この状況のまま、Aさんはよい研修ができるでしょうか。
研修って…「研修をやること」自体が目的なのではありません。研修を行なったことで、受けた人の行動が変わり、企業が抱えている課題が解決に向かってこそ意味があります。だから私は、研修のご依頼を受けたら、まず「どんな方が受講するのか」「どんな目的があるのか」は必ず詳しくお尋ねします。そして、Aさんのように大まかなテーマのご要望を受けた場合は「マナー研修というと、例えばどんな内容をイメージされていますか?」「どんなマナーを身につけてほしいとお考えですか?」などとお聞きして、解像度を上げていきます。多くの場合は打ち合わせの場で研修の項目が自ずと決まってしまいます。それだけ、お客様との対話の中で具体案を共有するということです。…という話を、Aさんに伝えた北村なのでした。
おかげさまでnibloomでは、研修終了時には「まさに『こういうのをやってほしい!』と思っていた研修でした!」「たった一時間で社員の発言が変わったので驚きました!」といったお声をいただいています。
「社員の行動を変えたい」「人材に関する課題を解決したい」と考えている企業の方は、ぜひnib.にご相談ください!
研修事例紹介シリーズ「日本郵便株式会社 佐賀南部会さま 電話のかけ方研修」|nibloomコラムvol.12
こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。過去に行った研修の事例をピックアップしているシリーズ。今回は「日本郵便株式会社 佐賀南部会さま」へ行なった電話のかけ方研修をご紹介します。
■テーマは「話を聞いてもらいやすくなる電話のかけ方」
受講されたのは、佐賀市内10数ヶ所の郵便局の局長・局員40名の皆さま。郵便局では、手続きやご案内などでお客さまに電話をかけることが多いそうです。顔の見えない相手に好感を持ってもらい、話を聞いてもらいやすくするためには… 難しそう? いいえ、簡単にできることが実はたくさんあるんです! 1時間という限られた時間でしたが、局に戻ってすぐ使える「5つのポイント」をレクチャーさせていただきました。
■ロールプレイングが大事!
短い時間の研修でも、参加人数が多くても、レクチャーだけで終わらないのが北村流! この時は、受講された方々同士でロールプレイングをしていただきました。状況設定や基本のセリフを記載したシートを配布し(これが重要)、手順を説明してからスタート! nib.のロールプレイングは慣れていない方でも効果的な練習ができる仕組みになっているので、有意義な時間になったかと思います。
研修はおかげさまでご好評いただき、後日「また受けたい」とのお声が挙がっているとのお話も伺いました。会社員時代に電話営業の仕事が長かった北村にとって、電話かけは得意分野です! ぜひご相談ください。