コラム

2023-03-28 13:34:00

デキル上司は懇親会で部下にこう接する!|nibloomコラムvol.24

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。歓送迎会シーズンで、いわゆる「職場の飲み会」が開かれる機会もあるのではないでしょうか。今回は、これまで北村が見てきた部下に慕われる上司、若い人に好かれる年長者の方に共通する振舞い方についてお伝えします。

■自ら動き、一人ひとりと話している

人数の多い懇親会では、席が離れた人となかなか話せないこともありますよね。そんなときデキル上司は、最初に座った席で周りの人とひと通り話した後、グラスを持って立ち上がり、いろいろな席の人に話しかけに行っています。「部下に対して自分からコミュニケーションのアクションを起こす」「偏らず、みんなと話す」この姿勢が大事なんですね! 

■日頃の感謝を伝えている

そんな上司が一人ひとりの部下と何を話しているのかというと、決まって「日頃の感謝の気持ち」を伝えています。すごくありがたかったのにお礼を伝えそびれていたことはもちろん、過去に伝えていることをもう一度でもかまいません。とにかく、懇親会というフリートークの場面で敢えて感謝を伝えるのが大事なのです。「わざわざ自分の席に来てお礼を言ってくれた」というのは、想像以上に部下の印象に残るもの。部下の定着率が高い上司はコレをやっています!

■話を聞いている

デキル上司は、懇親会を「部下の話を聞くチャンス、部下のことを知るチャンス」と捉えています。業務中にはできない趣味の話を聞いてみたり、悩んでいることをそれとなく聞き出してみたり。あまり質問攻めにならないように、上司自身の話も少ししつつ自然な会話の流れで部下のことを聞いてみるのがポイントです。部下が話し出したら、せっかくの機会なのでじっくり聞きましょう。「聞いてくれた」というだけでも部下は喜びを感じるものです。

懇親会の趣旨や雰囲気にもよりますが、私が見てきた愛される上司、慕われる目上の方はみなさんこの3つを網羅しています。歓送迎会を控えている皆さま、ご参考に…

2023-03-23 13:40:00

研修事例紹介シリーズ 長崎県「オフィスワークが楽しくなるコミュニケーションのコツ」|nibloomコラムvol.23

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こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。過去に行った研修の事例をピックアップしているシリーズ。今回は長崎県が主催する就職支援セミナーにて行なった「オフィスワークが楽しくなるコミュニケーションのコツ」を紹介します。

受講対象は、就職活動中でオフィスワークに興味がある方。希望の仕事をゲットするための後押しになればと研修内容を考案しました。「これくらいできなきゃオフィスワークは難しいよ」ではなく「こんなことができるとオフィスワークはきっと楽しめるよ」のメッセージを込めて。

45分という短い時間だったので時間配分を細かく管理しつつ、詰め込みすぎない程度に皆さんの役に立ててもらえそうなエッセンスをギュッと凝縮してお伝えしました。好感を持たれる話し方、質問のしかた、敬意の示し方、意見の言い方、言いにくいことの伝え方、など。どんな仕事でもそうですが、マニュアル通りにはいかないものです。だからこそ、いろいろな場面で自分なりの応用がしやすい具体的なノウハウを学べるようにしているのです。

おかげさまで、受講者の方々にも長崎県の方々にも好評でした! 地域の企業と働く人の素敵な出会いにつながれば嬉しく思います。

 

2023-03-22 13:42:00

nib.の新入社員研修の特長とは?|nibloomコラムvol.22

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。昨日はお客さまからご依頼を受けて新入社員研修のご提案をしてきました。そのときにもご説明した、nib.の新入社員研修の特長4つをご紹介します。

■課題解決にフォーカス

お客さま個別の状況や課題に応じたオーダーメイドの研修を企画します。そのために事前のヒアリングは大事にしていて、受講される方の現状、感じている課題、受講される方にどうなってほしいかといったことをお聞きしてから企画提案しています。

■現場で役立つ

実際の業務ですぐ活用できる具体的なノウハウや考え方をお伝えします。さらにロールプレイングやワークを行ない、現場での実践をシミュレーションできます! 頭だけでなく体も使って覚える、楽しい体験をしながら覚える。「早く実際の仕事で使ってみたいな!」と思ってもらえる研修をめざしています。

■定着と持続性を重視する

せっかく貴重な時間と資金を使って研修を受けていただくのですから、その効果はできる限り長続きするものであるようにと思っています。エビングハウスの忘却曲線などでもわかるように、人は時間の経過とともに忘れていくもの。それをくい止め、効果を最大化するための仕掛けを用意しています。

■楽しむ、モチベーションアップ

 

どんなに素晴らしい内容を勉強しても、心が動かなければ人は「それをやってみよう」となかなか思えません。まず研修のその場を楽しみ、学習している内容をおもしろがり、そして仕事に対する、ひいては社会人生活そのものに対するモチベーションを向上するきっかけづくりになる研修を行ないます。「楽しい」のパワーってすごい! と私自身も日々いろんな事業者さんや働く方々を支援する中で感じています。みんなでそのパワーを共有しましょう!

 

2023-03-16 13:43:00

年上の部下と良い関係を築く方法|nibloomコラムvol.21

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。私は20代の頃に会社で「上司」の立場に初めてなりました。部下は最大のときで100人くらいいたのですが、半分以上が年上!(40代くらいが多くて60代もいました)そんな環境でたくさん失敗し、嫌われたりもして、最終的には皆さんと良い関係を築くことができた私の体験から「年上の部下と良い関係を築く方法」のポイントを紹介します。

1.経験を尊重する

年上の部下は、社会人として多様な経験を持っています。特に自分が新卒入社で、部下が数社を経て転職してきているような場合、部下のほうが外の世界をたくさん知っているということもあります。誰しも自分が頑張ってきた経験には誇りを持っていますから、それを尊重されると嬉しいもの。なおかつ、その経験を業務にうまく生かしてもらえばこれまで以上の成果につながるかもしれません。

2.人生の先輩として頼る

仕事以外の部分も含めて、人生の先輩として相談したり教えてもらったりして頼りにするという方法です。例えば私の同僚なんかは、年上の部下に子育ての相談をしていました。私は恋愛相談とかしてたかな(笑)。人は頼られると喜びを感じますし、頼ってくれた人のために何かしてあげたいと思うもの。そうすると業務上の協力も得やすくなるというわけです。

3.弱みを見せる

私が20代で上司になった時、舐められまいと強がっていましたが見事に逆効果でした。そりゃあそうですよね。そんな威圧感あるえらそうなやつとなんて気持ちよく仕事できるわけがない。前述の「頼る」にもつながりますが「〇〇で困っているから助けてほしい」「〇〇で悩んでいるのだけどどうしたらいいでしょう」と、できないこと、わからないこと、弱いところは素直に開示するのが大事。そのほうが人間味があり、一緒に頑張りたいという気持ちにさせるものです。

4.毅然としてお願いする

 

部下と仲良くなるのはいいのですが、仕事の関係であることを忘れてはいけません。会社である以上、業務上の命令には必ず従ってもらう必要があります。変に気を遣って「できればやってほしいのですが…」と曖昧な態度をとっていると「やらなくてもいいんだ」と思わせてしまい、事業活動が成り立たなくなってしまいます。「これはやめてください」「これはやってください、お願いします」と、毅然とした態度で明確にお願いするのがポイントです。「反発されたらどうしよう」と思っているあなた。そうならないためにも、上記1~3を日頃から行なっているのが大事なのです!

 

2023-03-14 13:44:00

部下とナイスな関係を築いている上司が必ずやっていること|nibloomコラムvol.20

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。あの人って部下に慕われているよね、マネジメントがうまくできているよね…そんなふうに見える上司って、部下とナイスな関係を築くツボをおさえているんです。それは誰でもすぐにできること!3つご紹介します。

■名前を呼びかける

心理学で「ネームコーリング効果」といって、自分の名前を呼んでくれる人に好感を抱きやすいという現象があります。「〇〇さん、おはようございます」のように挨拶のときに呼びかけたり、会話の中で「〇〇さんは…」と盛り込んだり。1対1のときなど名前を呼ばなくても会話が成立する場面でも敢えて呼ぶことで頻度を上げられます!

■感謝を言葉にする

「お願いしたタスクをやってくれてありがとう」「お客さまを案内してくれてありがとう」など、日々の業務の中には部下に感謝できる事柄がたくさんあります。「業務上当たり前のことだから」という考えは捨て、部下がやってくれたことにはどんな小さなことでも感謝を伝えましょう。積み重ねるごとに、部下のあなたへの好感もアップしていきます。

■注意は率直にする

部下が間違ったことをしている場合は「〇〇は間違いですよ」とストレートに伝えましょう。遠回しだと伝わりづらくなりますし、へんに優しく言うと「媚びている」もしくは「気を遣われた」と思われます。かといって厳しい口調にする必要もありません。淡々と事務的なくらいがちょうどいいです。一回率直に伝えたら、それで終わり。後を引かないのもポイントです。

一つひとつは小さなことでも、積み重ねれば数か月後にはあなたと部下の関係がきっと変わっているはず! 今できることを、今からやってみてくださいね。

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