コラム

2023-02-21 13:51:00

nib.がいただいている「喜びの声」3選|nibloomコラムvol.14

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。今回は、nib.が研修をしたときにご依頼主さまからよくいただく喜びの声3つをご紹介します。

■受講者の行動が変わった!

ある組織から1時間のコミュニケーション研修をご依頼いただいたときのこと。研修開始後すぐの段階ではネガティブな発言をしていた受講者の方が、研修の終わりごろには前向きな発言をされていました。あとで上長の方にお聞きすると、その方は普段からネガティブな発言が多いのが気になっていたということで「あの人があんな前向きなこと言うのを初めて聞きました!」。もちろんたった1時間の研修でその人のすべてが変わったとは考えられませんが、人が変わるのってこういう「一回の行動」からなんですよね。上長の方にとっても「ぜったいに変わらないのではないか」と思っていた人が「変われるかもしれない」と思えたことは、大きな収穫になったことでしょう。

■一人ひとりに的確なフィードバックをしてくれた!

nib.の研修の基本スタイルは、実践的なワークをする→1人ずつ発表→ 1人ずつにフィードバックをする、というもの。例えばキャッチコピーの研修であれば、なにか1つ架空の商品に対して各自にその場でキャッチコピーをつくってもらい、発表してもらって北村がフィードバックをする、という流れです。その際、私は必ず「よい点」と「こうしたらもっとよくなる点」の両方を具体的に伝えます。なので、時間があれば2回目のワークをすることもあるのですが、そのときに驚くほどいいものができるようになっていたりもするんです!ご依頼主や受講者の方々からは「即興でフィードバックできるのがすごい」「ほめてもらえてやる気が出た」「具体的なアドバイスで改善点が明確になった」といった声をいただきます。

■時間ピッタリに終わってくれた!

これ、意外と大事な点です。研修ってテレビやラジオの「生放送」のようなもので、想定外のことが起きて時間が押すなんていうことはよくあります。もちろん事前にタイムスケジュールを決めてはおきますが、途中で何かあっても研修のクオリティは落とさずに時間通りに終われるよう、柔軟にコントロールしています(場合によっては主催者さん・受講者さんの了承をいただいて延長することもありますが、あくまでもイレギュラーです)。皆さんの貴重な時間を使って研修を受けてもらっているので、これは当然のことと考えています。

こうして喜んでいただいている点は、nib.としても大事にしたいといつも思っていることです。共感していただけた企業さまからの研修のご依頼、お待ちしています!

2023-02-16 13:52:00

nibloomの研修が効果的な理由は「事前」にある|nibloomコラムvol.13

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。今回は、新米研修講師Aさんと北村の会話から(北村の経験をもとにしたつくり話です)。

Aさん「お取引先から『社員を対象にマナーの研修をしてほしい』と言われたんですけど、どんな研修をしたらいいですかね?」
北村「マナー研修の依頼を受けたんですね!マナーといっても幅広いけれど、先方はどんな内容をイメージされているのかな?」
Aさん「いや、マナー研修としか言われていないので…」
北村「そうなんですね。社員さんが対象ということだけど、社歴とか職種はどんな方々なのかな?」
Aさん「それもわからなくて…」

この状況のまま、Aさんはよい研修ができるでしょうか。

研修って…「研修をやること」自体が目的なのではありません。研修を行なったことで、受けた人の行動が変わり、企業が抱えている課題が解決に向かってこそ意味があります。だから私は、研修のご依頼を受けたら、まず「どんな方が受講するのか」「どんな目的があるのか」は必ず詳しくお尋ねします。そして、Aさんのように大まかなテーマのご要望を受けた場合は「マナー研修というと、例えばどんな内容をイメージされていますか?」「どんなマナーを身につけてほしいとお考えですか?」などとお聞きして、解像度を上げていきます。多くの場合は打ち合わせの場で研修の項目が自ずと決まってしまいます。それだけ、お客様との対話の中で具体案を共有するということです。…という話を、Aさんに伝えた北村なのでした。

おかげさまでnibloomでは、研修終了時には「まさに『こういうのをやってほしい!』と思っていた研修でした!」「たった一時間で社員の発言が変わったので驚きました!」といったお声をいただいています。

「社員の行動を変えたい」「人材に関する課題を解決したい」と考えている企業の方は、ぜひnib.にご相談ください!

2023-02-14 13:53:00

研修事例紹介シリーズ「日本郵便株式会社 佐賀南部会さま 電話のかけ方研修」|nibloomコラムvol.12

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。過去に行った研修の事例をピックアップしているシリーズ。今回は「日本郵便株式会社 佐賀南部会さま」へ行なった電話のかけ方研修をご紹介します。

■テーマは「話を聞いてもらいやすくなる電話のかけ方」

受講されたのは、佐賀市内10数ヶ所の郵便局の局長・局員40名の皆さま。郵便局では、手続きやご案内などでお客さまに電話をかけることが多いそうです。顔の見えない相手に好感を持ってもらい、話を聞いてもらいやすくするためには…  難しそう? いいえ、簡単にできることが実はたくさんあるんです! 1時間という限られた時間でしたが、局に戻ってすぐ使える「5つのポイント」をレクチャーさせていただきました。

■ロールプレイングが大事!

短い時間の研修でも、参加人数が多くても、レクチャーだけで終わらないのが北村流!  この時は、受講された方々同士でロールプレイングをしていただきました。状況設定や基本のセリフを記載したシートを配布し(これが重要)、手順を説明してからスタート! nib.のロールプレイングは慣れていない方でも効果的な練習ができる仕組みになっているので、有意義な時間になったかと思います。

研修はおかげさまでご好評いただき、後日「また受けたい」とのお声が挙がっているとのお話も伺いました。会社員時代に電話営業の仕事が長かった北村にとって、電話かけは得意分野です! ぜひご相談ください。

2023-02-09 13:54:00

すぐできる!大事なことを逃さず伝えるプレゼンの小技3選|nibloomコラムvol.11

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。プレゼンなどで「ここはぜひとも聞いてほしい!」という大事な箇所に耳を傾けてもらうための話し方の技をお伝えします。特別な技術がなくても、訓練をしなくても、すぐにメリハリのある話し方ができるようになる方法3選です!

■間を開ける

「次に何を言うのかな?」と聞き手に思わせるため、大事なフレーズを言う前に「間(ま)」を置きます。0.5~1秒くらいが目安。話し手にとっては少し長く感じられるかもしれませんが、それくらいがちょうどいいのです。

■前置きをする

「次に言うことが大事なのですが」「これだけは今日みなさんにお伝えしたいのですが」というように、これから話すことの重要性を伝える前置きをするのもおすすめ。「実は」だけでもOKです。多用すると効果が薄れるので、1回のプレゼンにつき1~2回くらいにとどめておきましょう。

■あえて小さな声で言う

普通の声量、もしくは少し大きめの声量で話していた人が急に声をひそめると、人は聞き耳をたてたくなるもの。声を小さくするだけだと聞こえづらくなることもあるので、ゆっくりめに話すようにするとさらにGoodです。

nibloomの研修では、こんなふうに現場ですぐ使える話し方の技もお伝えできます! 一緒に楽しく、コミュニケーションをバージョンアップしましょう♪

2023-02-07 13:55:00

「語尾」で話し方の印象が変わる|nibloomコラムvol.10

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。日本語の特徴のひとつに「語尾で意味が変わる」ということがあります。例えば「食べます」「食べません」「食べませんか?」のように。

それとリンクして、語尾の言い方を変えると相手に与える印象もガラっと変わります。もともと持っている声の特徴が、語尾次第で”強み”になるんです!

■強く印象づけたいとき

伝えたいことを相手に強く印象づけたり、頼りがいを表現したいときは、語尾を「~です」「~ます」とハッキリ言いきってみましょう。といっても、語気を強くしたり声を大きくする必要はありません。いつもの声の出し方で、語尾だけ変えればいいのです。

もしあなたの部下が、声が小さかったり、控えめな雰囲気で自信がなさそうに聞こえることが気になるのであれば「プレゼンのときは、語尾を『です』『ます』で話してみて」とアドバイスするのがおすすめです。人って”声の出し方”を変えるよりも、話す”文字”を変えるほうがハードルが低いから。こうすることでその人がもともと持っている声の特徴が生きるのです。

■やさしく印象づけたいとき

相手にやさしさややわらかさを感じさせたいときは、あえて「~と思うんですよね」「~だったりします」のような、あいまいな語尾がおすすめです。私は声が大きく語気が強いので、朝礼で注意事項を言うときなんかはキツク聞こえないようにこの言い方を心がけていました。これで「ハキハキ話すけど押しつけがましくない」というちょうどいい印象ができあがるわけです!

日本語の特徴を利用して、もともと持っている声を強みに変える簡単な方法でした。今日、ちょっとためしてみてくださいね。