コラム
「声のトーン」ほんのひと工夫で相手に好かれる方法|nibloomコラムvol.51
こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。
声のトーンを思いのままに操れると、多彩な表現が可能になります。「そこまでは難しいな~」「つい淡々と話してしまう」という方も諦めないで! 今回はほんのひと工夫で相手に好かれる、声のトーンのコツをお伝えします。
声のトーンは「0・1・2・-1」を使い分ける
例えば電話応対では「第一声を明るくしましょう」と言われますが、明るすぎてもいけません(その理由は後で)。自分の「素の声(何も意識せず自然に出る声)」が「0」だとしたら、それよりもワントーン明るい「1」の声で「お電話ありがとうございます」と言ってみてください。電話応対以外でも、プレゼンなど人前で話す時の基本的なトーンは「1」です。
「1」よりももうワントーン明るい声「2」は、喜びを表現したいときに使ってください。例えば、お客様が商品を買ってくださってお礼を言うとき、お客様に喜ばしいことがあって共感するときなどです。この「2」を使うべきシーンにとっておくために、電話の第一声などは「1」に留めておく、という言い方もできます。「1」「2」の声そのものが明るいかどうかというより「1よりも2が相対的に明るくなっている」ことが重要なのです。だからこの手法は、もともとどんな声の人であってもできることなんです!
最後に「-1」は、クレーム対応でお詫びをするとき、相手の悲しい気持ちに共感するときなどに使います。
まずは自分の「0」の声を知り、そこから相対的に「1・2・-1」がどれくらいの高さなのか、どうすればその声が出るのかを自分で把握しておきましょう。この4段階を使い分けることで相手に好かれ、良好なコミュニケーションを築くことにつながります!
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