コラム

2023-10-17 09:18:00

聴き上手への第一歩! 相手が気持ちよく話せるアクション3選|nibloomコラムvol.48

こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。

聴き上手な人って素敵ですよね。聴き上手になれると、ビジネスの場面ではこんなメリットもあります。

・相手と信頼関係を築ける
・相手からより多くの情報を引き出せる

そこで今回は、部下や後輩、取引先やお客さんと接する時に今からすぐ使える「簡単に聴き上手になれるアクションの仕方」を3つ紹介します。

1.あいづち

これが一番簡単な方法です。皆さんも普段から特に意識せずともあいづちをしていると思いますが、効果的に使えば、相手がたくさん話したくなる気持ちを促すことができます。

【あいづちの例】
はい、ええ、そうですか、そうなんですね、なるほど! それでそれで? へえ~ …

ポイントは、

・いろいろな種類のあいづちをバリエーション豊かに使う
・話の内容に合わせて声のトーンで表情をつける

楽しい話の時はテンション高く、悲しい話の時は一緒に悲しむことが大事です。単調なあいづちを繰り返したり、相手の話にカブリすぎたりすると、相手の話したい気持ちがしぼんでしまうので気をつけましょう。

2.キーワード返し

相手の言葉を繰り返すことで、話を聴いている姿勢を示す方法です。ただ、言ったことすべてをリピートしたり、多用しすぎたりするとしつこくなってしまうので注意。大事なのは、相手の話の中からポイントになるキーワードをピックアップすることです。

【キーワード返しの良くない例】
相手「ずっと前から好きだったアイドルのコンサートに、当選したんですよ!」
自分「ずっと前から好きだったアイドルのコンサートに、当選したんですね!」
→すべて復唱するとしつこいですね(笑)

【キーワード返しの良い例】
相手「ずっと前から好きだったアイドルのコンサートに、当選したんですよ!」
自分「当選したんですね!」
→大事なワードだけピックアップして復唱すれば、話の趣旨を理解していることが伝わる

3.キモチ返し

相手の言葉ではなく、気持ちをこちらが代弁する手法です。相手の話に込められた相手の気持ちを理解し、共感していることを伝えられます。

【キモチ返しの例】
相手「ずっと前から好きだったアイドルのコンサートに、当選したんですよ!」
自分「わあ、それは嬉しいですね!」

相手「飼っているネコの体調が悪いんです」
自分「それは心配ですね」

ポイントは「嬉しい」「心配」といった感情を明確に言葉にすること、そして声に感情を込めて表情豊かに伝えることです。次に誰かと会話する時、やってみてくださいね!

北村朱里の著書『後輩がはじめてできたら読む本』では、上記でご紹介した「相手が気持ちよく話せるアクション」のほか、会社で役立つ部下や後輩とのコミュニケーションについて50項目にわたって紹介しています。タイトル通り、はじめて後輩ができた方でもすぐに実践できるよう、簡単なことからステップを踏んでお伝えしています! 
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