コラム
社員に「辞めたい」と言われたらどう対処すればいいですか?|nibloomコラムvol.44
こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。
今回のタイトルは、先日行なった研修でいただいた質問です。社員に辞めたいと言われたら、経営者や上司としてはショックかもしれませんね(北村も経験あり)。そんなとき、つい「なぜ辞めたいの?」と尋ねてしまいたくなるでしょう。
しかし、それではなかなか理由は引き出せません。社員としては引き留められることを警戒して、本音を言うのを避けるからです。もしくは辞めたい理由を自分でもうまく言語化できていないケースもあります。
そこでおすすめなのが「そうなんですね。いつ頃から辞めたいと思っていたのですか?」と聞いてみることです。
辞めたいという本人の気持ちをいったん受け止めつつ、その気持ちが発生した時点から現在までの経緯を知るためです。時期を答えてくれたら、その時どんな出来事があったのか、どんなことを思ったのか、丁寧に掘り下げていきましょう。そうすることで真の理由やきっかけが見えてくるはずです。また、そこで見つかった課題を解決することで、退職を回避できるかもしれません。
無理やり理由を聞いたり引き留めたりするのは逆効果。大事なのは、気持ちをいったん受け止め、けっして否定せず、じっくりプロセスを聞き出すことです。
北村朱里の著書『後輩がはじめてできたら読む本』では、上記でご紹介した「辞めたい」と言われたときの対応方法のほか、会社で役立つ部下や後輩への伝え方について50項目にわたって紹介しています。
タイトル通り、はじめて後輩ができた方でもすぐに実践できるよう、簡単なことからステップを踏んでお伝えしています!
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