コラム
nibloomが研修で大切にしていること|nibloomコラムvol.1
こんにちは! 北村朱里です。研修ブランド「nibloom」を運営し、コミュニケーションや話し方に関する研修の講師をしています。
今回から始まりましたこのコラムでは、研修、人材育成、採用まわりのことを私の思いとともにお届けしていきます。
vol.1では、nibloomが研修を行う際に大切にしていること3つをご紹介します。
■すぐに実践できること
どんなにためになる話を聞いても、実際の業務で生かせないのであれば意味がありません。nib.では、研修を受けた後にすぐ現場で使える、具体的で実用性のあるノウハウを学んでいただくことを大事にしています。
そのため、情報や知識を与えるだけで終わらず、ロールプレイングやワークも積極的に取り入れています。コミュニケーションの研修ですから「実際に話せるようになってナンボ」なわけです!
■失敗を恐れない環境をつくること
nib.の研修では参加される皆さんにたくさん発言していただきますが、それは「正しい答え」を言わせようというものではありません。コミュニケーションに絶対的な正解ってないですよね。だからこそ、自ら考え、相手の気持ちを想像して、自分の言葉で伝える練習が大事なんです。よかったところは思いきりほめますし、こうしたらもっとよくなるっていうところは具体的にアドバイスします。そこに「失敗」という概念はありません。
新入社員研修をしていると、たまにまったく話さない方がいたりします。理由はいろいろだと思うのですが、おそらく普段の環境も影響しているのかなと……少しずつ、簡単なことだったり、講師(私)だけでなく周りの方とも話してみてもらったりすると、研修の終盤にはなんと皆の前で発表してくれた! たった3時間でこんな前進ができるのも、失敗を恐れない環境があるからなんです。
■楽しむこと
辛くて苦しいことと、楽しいこと、どちらが好きですか? おそらく誰もが、楽しい方を選びますよね。研修の場が楽しいと、意欲が上がります。記憶が長続きし、知識が定着します。辛いよりも楽しい体験をしたほうが学習効果はグンとアップするのです。
だからnib.の研修では、できるだけ堅苦しい雰囲気をなくすようにしています。だまって座らせて話を聞かせるだけの研修は、nib.には存在しません(笑)。ゲームや遊びの要素を取り入れ、頭と体と口をたくさん動かします。「楽しく遊んでいたら、いつのまにか大事なことが身についちゃった!」これがめざすところ。最後まで飽きなかった、と好評いただいています。