コラム
プロが教える”先輩社員インタビュー”のコツ 実践編|nibloomコラムvol.6
こんにちは! nibloomの講師・北村朱里です。採用ホームページなどに載せると効果的な、先輩社員へのインタビュー記事や動画。その作成のポイントを、インタビューのプロでもある北村が2回にわけてご紹介しています。今回は実践編!
前回の準備編はコチラ→https://nibloom.com/diary/64735
インタビューでは質問のしかたによって、浅い答えで終わってしまうか、その人らしいリアルな答えを引き出せるかが分かれます。採用コンテンツのカギは質問力にかかっていると言っても過言ではない!というわけで質問のコツを3つお伝えします。
■具体的なエピソードや理由をたずねる
例えばやりがいをたずねたときに「お客さまに喜んでいただくことです」という答えが返ってきたら「実際にお客さまに喜ばれて嬉しかった話を聞かせてください」「お客さまには何て言われたんですか?」と具体的なエピソードをきいてみましょう。読み手にとってそのやりがいがグッとリアルに感じられます。
また「〇〇の作業をするのが好きです」と言われたら「なぜ好きなんですか?」「どういうところがおもしろいんですか?」とたずねるのも同様に効果的です。
■ハードルを下げてみる
若手社員に「将来的な目標を教えてください」のような質問をすると「まだそこまで考えられないです…」と消極的な答えが返ってくることも。そんなときは「3カ月くらい後にはコレができるようになっていたいって思うことはありますか?」「身近な先輩や上司でこんなふうになりたいなって思う人はいますか?」のようにハードルを下げてみると答えやすくなります。
私の経験上「会社の魅力を教えてください」という質問も「私なんかが…」と言われてしまうことがありますが「〇〇さんがこの会社で好きなのはどんなところですか?」と言い換えると素直に答えてもらいやすくなるので試してみてください!
■ネガティブ+リカバリーをセットで聞く
良いことばかりアピールされていると、読み手はリアリティを感じにくくなることもあります。敢えて「これまで辛かった経験」「大変だった仕事」をたずねてみるのも一手。ただし、ネガティブな印象で終わらないよう「それをどうやって乗り越えたのか」もセットできくのがポイントです!